北海道旅行(2019.12)その3
つい2か月ほど前まではそれほど気に留めていなかったコロナウイルス。
まさかここまで大事になるとは…
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間が空きましたが3日目(+4日目)です。
(3日目)
宗谷線の始発で6時間の旅です。
上写真は名寄までお供するキハ40ですが、気合の入ったサボをつけています。
この列車は稚内行きとアナウンスされますが名寄・幌延で列車番号が変わります。
薄暗い雪中を走り、通勤・通学客で込み合った対向列車を眺めつつ、名寄に到着。
キハ40を切り離し、身軽になって北上を続けます。
この列車には以前にも乗ったことがありますが、そのときは音威子府で蕎麦を食べるために途中下車、後続の「宗谷」で稚内に行きました(いつかアップする予定です)。今回は乗り通します。
(豊清水駅)
(幌延駅)
(幌延駅)
軽快な車体に重々しい床下、素敵ですね。
体感時間短めで稚内に到着です。
このときは天気も落ちついていたので宗谷岬まで行くことにします。
(稚内駅)
駅前からバスに揺られることおよそ40分。次第に視界が悪くなっていくのが車内から確認できました。バス停に降りた瞬間にひざ下ぐらいまで雪にはまりました…
完全に吹雪です。
軽装できた関西人には景色を楽しむ余裕もなく、足を冷やしながら雪を掻き分け、待合室に入って帰りのバスを待ちます。
駅前に帰ってきました。
帰りの列車まで時間があるので、真っ暗になることを承知でノシャップ岬に向かいます。この日の日の入りは15時台です。びっくり。
あっという間に暗くなってきました。景色を楽しめない時間に他の観光客の姿もなく少し不気味な雰囲気が漂っています。
バス停に戻るころには真っ暗です。
駅に戻ると、改札付近に案内板が立てられています。
前日に旭川駅で撮影した「ノースレインボーエクスプレス」による「宗谷」代走の案内でした。
気づけば同僚の「ニセコエクスプレス」や「クリスタルエクスプレス」が引退するなか、孤軍奮闘している「ノースレインボー」ですが、波動用キハ261系デビューに伴ってお役御免になる未来もそう遠くはないでしょう。乗れる機会に恵まれました。
[稚内17:46→特急宗谷(キハ183-5201)→旭川21:56]
先頭車一番前の座席に座ります。
途中、鹿と接触するトラブルに見舞われながら、真っ暗闇のなかをエンジン音を響かせながら走ります。
旭川には30分遅れで到着。
乗車していた車両のドアが封鎖されていて、雪が吹き込んでいました。
ガムテープの塞ぎ方が痛々しいです。
そう長くない残り時間ですが、頑張って走ってほしいです
3日目はこれで終了。
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(4日目)
この日は札幌を経由して変えるだけです。
札幌-旭川は幾度となく往復していますが、はじめて普通列車で走破します。
到着後、1両で発車の時を待つ根室本線のキハ40系としばし並びます。
その間に後続の「カムイ」に先行されます。
[滝川9:08→普通(クモハ721-3016)→岩見沢9:47]
[岩見沢10:05→区間快速いしかりライナー(モハ733-115)→札幌10:44]